准教授メッセージ

准教授
太田 啓明 おおた よしあき

前任地で14年間腹腔鏡手術を中心に地域医療に携わって参りました。この度、令和2年2月より婦人科腫瘍学教室に着任いたしました。引き続き、倉敷で患者様の健康を預からせていただきます。今後は塩田教授のご指導を受けながら、大学病院ならでは特性を生かし、最新の医療に磨きをかける所存です。

わたくしはこれまで、2013年からロボット手術にかかわってまいりました。早速、当院でもロボット手術をチームとして立ち上げ、手術室ナースや臨床工学士ともシミュレーションを重ね、2020年4月からロボット手術を開始いたしました。ロボット手術は3D視野の元、手振れ補正機能を生かした繊細な手術が可能です。従来の腹腔鏡以上に安全で低侵襲な手術を患者様に提供し、早期の社会復帰のお手伝いができます。

また、ロボット手術では画面上で細かな指示を伝えることができ、チームの意思疎通が画面を通して行うことができます。手術はチーム医療ですので、より安心して手術を受けていただけると考えています。

2018年には子宮悪性腫瘍、子宮良性疾患に対するロボット手術が保険収載され、日本でも婦人科領域のロボット手術は一気に拡大しました。さらに、これから高齢化社会を迎えるにあたり、QOLを著しく損なう骨盤臓器脱の手術である腹腔鏡下仙骨腟メッシュ固定術は2018年4月に保険適応となりました。2020年4月より保険適応となったロボット仙骨腟メッシュ固定術は2020年11月より当院でも開始しました。

今後は、おそらくすべての手術がロボット手術に代わることが予想されます。現在までの経験を活かし、教育にも力を入れる所存です。

当教室では産婦人科専門医はもちろんのこと、婦人科腫瘍専門医、ロボット手術専門医、腹腔鏡技術認定を習得することができます。ロボットを使用したチーム医療に参加する先生を教室員一同でお待ちしています。